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【Netflix】セックスエデュケーションの魅力に関して徹底解説!

セックスエデュケーションサムネイル

どうも〜

今回はNetflix発ドラマのセックスエデュケーションについて記事を書いていきたいと思います。

2019年話題になったにも関わらず、性に関わる題名・題材のため避けていた方も多いかと…
ですが話題になるものには必ず理由があるものですよね。

ティーンネージャー向けの作品でして、
10代が抱える性の悩みをおもしろおかしく取り上げてくれます。

ストーリ毎に素敵な青春の話であったり、プライベートなシリアスな話であったりとテイストが異なるのが印象的な作品でした。

そんなセックスエディケーションの魅力についてつらつら書いていこうと思いますのでよろしくお願いします。

【この記事をおすすめの方】
・Netflixでドラマを観ようと考えている方
・セックスエデュケーションの魅力を知りたい方
・セックスエデュケーション以外のおすすめのドラマを知りたい方

基本概要

Netflixドラマ「セックスエデュケーション」の簡単な紹介・あらすじです。

・主人公オーティスは恋愛経験も0の童貞
・母(セックスセラピスト)の仕事の影響で性の知識が豊富
・ひょんなことからオーティスの性の知識が豊富なことを知ったメイヴ
・メイヴの助けを借りて校内でセックスセラピストを始めるオーティス

やまとん

セックスを題材として扱ってはいるけど、
普遍的な学生の友人関係・親子関係人種差別・スクールカースト・恋愛がテーマで面白い!

キャスト

色々な立場の人が抱える悩みを描いているので、
キャストがそれぞれ違って特徴的なのがおすすめです。

  • エイサ・バターフィールド(オーティス役)
  • エマ・マッキー(メイヴ役)
  • ンクーティー・ガトワ(エリック役)
  • ケダー・ウィリアムズ=スターリング(ジャクソン役)
  • エイミー・ルー・ウッド(エイミー役)
  • コナー・スウィンデルズ(アダム役)
  • ジリアン・アンダーソン(ジーン)

イメージをざっくりとだけでも掴んでもらえればと思います。

オーティス (主人公) 【童貞のセラピスト】
生粋の童貞
お母さんがセックスセラピスト
スクールカーストが最下層
優しく人の頼み事を断れない
マスターベーションができない

いわゆる学校では日陰者てきな扱いを受けます。
ティーンネージャーならではの間違いをよく犯しますが、その度に素直に謝ったり立ち向かったりと成長する姿に共感すること間違いないです。

メイヴ (ヒロイン) 【境遇に恵まれない優等生】
ヤリマン
実は純粋で正義感が強い
家庭が複雑でお金に困っている
パンクな印象
文学への造詣が深くエッセイの才能がある

イケてる女子ではあるがヤリマンとして迫害を受けます。
様々なギャップがある今作のヒロイン。

エリック(主人公の親友) 【自分を模索するゲイ】
ゲイ
独自の感性の言葉が印象的
仲間想いで純粋
スウィングバンドのメンバーでフレンチホルンを演奏する
スクールカーストが最下層

ゲイであることを白い目で見られる場面もありつつ、
ゲイであることにアイデンティティを持って立ち向かっていく姿が印象的。
オーティスとの友情もとてもほっこり。

ジャクソン 【学校中の人気者】
人気者で何でもできてしかもイイ奴
水泳が圧倒的に速い
レズビアンの両親を持つ
不安神経症を持つ繊細な面を持つ

いっその事悪い奴だったらいいのに、何でもできるイイ奴
やることなすこと様になるのでぐーの音もでません。
実は弱いところもあるのでますます共感ができてしまいます…

ネタバレ感想解説まとめ

僕が面白いと感じた部分を書いていきます。

オーティスとエリックの友情が熱い
あの頃の性春を思い出さしてくれるノスタルジー
イケてる女子とサエない男子の組み合わせ
毎回扱っているテーマが異なる

それでは早速いきますっ!

オーティスとエリックの友情が熱い

学生時代の1番の財産はやっぱり友情ですねー。

100人の友達より、
1人の親友が自分を強くしてくれるし、学びが深いし、記憶にも残る。

人生をより豊かにしてくれるのは、親友。
辛い事は2人で分け合い、嬉しいことは2人で倍喜ぶ。

やまとん

このドラマを見ていたら学生時代に戻りたくなってしまいましたw

思春期のそれぞれが悩みをもった少年達。
衝突もあるけれど、それを乗り越えてより絆が深くなる姿に若かりし思わず自分を重ねてしまいます。

特に印象に残ったのは、喧嘩した後のダンスパーティーでのオーティスとエリックが仲直りしたシーン。

エリックは、誕生日の帰り道。女装をして歩いていたところ、見知らぬ人に殴られることで恐怖に陥ってしまいます。その事件をきっかけに、男装して生活を過ごすようになります。

一時は男らしく生きる事を決意しますが、
自分らしく生きている人を見たり、家族の暖かさに励まされたりして
自分らしく生きていく事を再び決意します。

その上で、親友であるオーティスがきちんと謝った上で
「君は1番クールで勇敢で親切な人だと思う」
と全てを肯定してくれたことが非常に嬉しかったんだと思います。

家族との触れ合い方もアダムとエリックは対照的です。
問題児のアダムは弱いものには強く、父のように強いものには弱く逃げてしまいます。
エリックは一度も逃げる事もなく(父を怖がる事もなく)、自分の意見を話して討論しているのが印象的です。


あの頃の性春を思い出さしてくれるノスタルジー

学生時代いわゆるリア充と呼ばれる学生達は、恋愛を謳歌していたかと思います。

偶然登下校で気になっている人と会えたりしないかなあとか、
席替えでどうやったら好きな子と隣の席になれるのかなぁとか、
文化祭を通して仲良くなれないかなぁとか、
それぞれの悩みを抱えつつ…

多分ですが、思春期高校生の頭ん中はこんな感じっっ!

男子高校生の頭の中

純粋にきっと性に悩んでいたよねw

大した悩みではないはずなんだけど
童貞なことを気に病んだり、体にコンプレックスを抱いたり、
ここでは直接描写しづらい悩みがたくさんあったと思います。

性のエッセンスをおもしろおかしく調理して
一生懸命性春してますw

やまとん

ノスタルジーをありがとーーーーー!!!って感じ。


その上で「セックスエデュケーション」という題名にしながら、
「性が全てではない」ということをメッセージとして印象づけているのが最高ですね。

イケてる女子とサエない男子の組み合わせ

これ結構個人的には熱い妄想ポイントでした。

本来なら手が届かないようなイケてる女子と
ひょんなことから校内での小遣い稼ぎで接点を持つ事ができて、

なんだったらこれもしかしたら、あれ、、仲良くなれてるし、
可能性あるんじゃ、、、

いやでもこんな地味なぼくなんかじゃ、、、

みたいな。

分かりみが凄い。自信持てないよね。

肝心なところでテンパってミスっちゃう。

うん、分かりみが凄い。同士よ。

印象に残ったのは、4話目のプールでのカウンセリング後のメイヴとの会話。
オーティスが明確にメイヴに恋心を抱いている事を理解したシーンです。

関係性

・ジャクソンから猛烈にアタックを受けているメイヴ
・オーティスはジャクソンがメイヴとうまくいってしまわないか気になってしょうがない
・メイヴはコンプレックスのせいでジャクソンに一歩踏み出せない

プールで2人きりになったオーティスとメイヴ。
友人から恋愛相手候補に転がるかもしれない大チャンス到来。
その肝心なところで勃起してしまってそれどころじゃない。

やまとん

うぅ….これが青春か。。。

メイヴとの恋愛に関してだけいうと、
やることなすこと全てが裏目に出ちゃうんですよね。

2人が絶妙にすれ違っていく様が甘酸っぱすぎる…
こうやって成長して別の幸せのカタチを見つけていくのかーと。

毎回扱っているテーマが異なる

青春群像劇なので、各々に悩みが異なります。

しょうもない笑える回であったり、
直球の素敵な恋愛の回であったり、
真面目な性差を考える回であったりします。

1つの人間を考えても一面性で考える事なんて不可能ですよね。

個人的に特に共感したのは、ジャクソンの恋愛です。

ジャクソンは、学校のカーストの頂点に君臨しています。
水泳が得意・みんなからの人望が厚い・家がお金持ちと何不自由なく暮らしているように見えます。

実際、学校で日陰ものとして扱いを受けているオーティス、ヤリマンだと揶揄されているメイヴにも対等に接している姿からまっすぐ屈託のない育ち方をしたんだと感じました。

メイヴにひたむきに恋をして、オーティスからのアドバイスを受け
丁寧に実践する姿。その姿に惹かれ付き合い始めるメイヴ。

付き合う事でオーティスに劣等感を抱き始めたメイヴ。
メイヴが自分の住んでいる環境を伝えるため自分の家へ呼びます。

自分の境遇・不安について話すメイヴに対して
11歳の頃から抗不安薬を飲んでいる事を明かし、不安神経症で死ぬかと考えたり、
自分の弱さを吐露していきます。

やまとん

「僕だって輝いていない」の一言には、
こいつかっこよすぎだろと心底思ったー!!!

一度はきちんと受け入れられていくだとうと見えた2人ですが、結局うまくいかなく別れてしまいます。

いつも寄り添おうと相手の事を理解しようと立ち振る舞っているのですが、どうしてもうまくいかない。

そもそもの趣向が異なっていて、どうやってもその差を埋める事ができなかったのかもしれません。

やまとん

一番正しい事をやり続けたジャクソンが結局恋愛でうまくいかないのも人生ですね。
(あくまで僕目線ですが)

「セックスエデュケーション」を好きな人なら必ず観た方が良いおすすめ作品

13の理由

【内容】
高校生のクレイ・ジェンセンが学校から帰宅すると、玄関に7本のカセットテープが入った箱が置いてあることに気がつく。それには2週間前に自殺した同級生、ハンナ・ベイカーが自らこの世を去る決断をした13の理由が録音されていた。

出典: wikipedia

セックスエデュケーションに比べるとかなり重い作品ではあります。

ただし、それぞれのティーンネージャーにフォーカスすることで
1人1人の悩みが各話で掘り下げられていきます。

また万国共通で高校生の悩みは共感できるので
そこもおすすめのポイントです!

まとめ

今回は、セックスエデュケーションに関して記事を書かせてもらいました。

【魅力】
オーティスとエリックの友情が熱い
あの頃の性春を思い出さしてくれるノスタルジー
イケてる女子とサエない男子の組み合わせ
毎回扱っているテーマが異なる

セックスエデュケーションを見る事で、さらにNetflixを好きになってくれればと思います。

本日は以上です。