映像

【U-NEXT】メア・オブ・イーストタウンの魅力に関して徹底解説!

メアオブイーストタウンの魅力を徹底解説のサムネイル

どうも〜。

今回はU-NEXT独占配信ドラマの「メア・オブ・イーストタウン」についてレビュー記事を書いていきます。

「観賞する前にレビューを読んでおきたい」「どんなあらすじなのか知りたい」「この作品は面白いのか」などの疑問に対して個人的な主観から作品の情報をシェアできればと思います。

本作はアメリカの地方都市で起こった殺人事件を主軸に、捜査が進んでいくなかで多くの人達の思惑が交差して巻き込まれていく人間ドラマが魅力の作品となっております。

決して派手な物語ではないのですが、
丁寧に作り込まれたドラマに仕上げられています。

この記事を読むことで、前半で概要を知ることができ後半で魅力について知ることができます。

【この記事をおすすめの方】
・U-NEXTで観るものを迷っている方
・メア・オブ・イーストタウンの作品内容を知りたい方
・メア・オブ・イーストタウンの魅力を知りたい方

では早速いきます。

基本概要

アメリカ。ペンシルバニア州郊外の田舎町イーストタウン。
顔見知りの多い平穏な街で、シングルマザーの殺人事件が起こる。刑事メア・シーマンは事件を担当するが、誰もが犯人となりうる環境の中で捜査は難航。捜査を進める中で、多くの関係者の思惑は交差していく。

本作品はHBOにて放送されました。。
日本で言う有料ケーブルテレビでアメリカ版wowwowといったイメージです。

有名な作品として、「ゲーム・オブ・スローンズ」「TRUE DETECTIVE/トゥルー・ディテクティブ」が挙げられます。

一見幸せで、平和に暮らしている街のイーストタウン。
田舎特有の閉鎖された空間で、出てくる登場人物が各々に課せられた
苦悩に対して戦っていく姿に心打たれます。

その反面、自分自信に負けたり、色んな人に迷惑をかけたりしてそのスパイラルから逃げられない人達の姿もたくさん映されていきます。

やまとん

人間がとにかく作り込まれていて、
イーストタウンのような閉鎖感あふれる世界に既視感を覚えます!!

ネタバレ感想解説まとめ

・犯人探しが純粋におもしろい
・メアが常識外れなのが面白さを引き立てている
・本当に良いバランスで物語が進んでいく。
・作り込まれた地方都市イーストタウンへの共感
・期待を裏切らないストーリー

個人的には大好きでした。
人によってはもっとドラマチックなものを好む方も多いと思います。

ドラマを鑑賞する際、暗い物語を見たくない人も多いです。
ただ実世界では社会的に立場が弱い人にスポットがあてられてない現実があります。

今作品では、そういった弱い立場の人にフォーカスして物語が進んでいきます。

例えば主人公のメア。
刑事として順調にキャリアを重ねていく一方、自分の息子の自殺、長年連れ添った旦那との離婚、息子の死で取り残された孫の世話、親の面倒といった悩みを抱えながら生活をしています。みんなからの信頼が厚い刑事にも関わらず、時には常軌を脱したミスを起こす人間らしさも魅力です。

人は、核となる生き方、指標があったとしてもその通りに生きることができなく、もがきながら壁にぶつかりながら答えを出していく人の方がずっと多いものです。

だからこそ、「この物語は多くの人に心刺さります」

これは誰もが憧れるヒーローの話ではなく、
事件を通して、誰にでもなりうる境遇の人達を描いた作品です。

やまとん

重いテーマではあるんですが、
60分7話完結という尺的に見やすいので良きです!

犯人探しが純粋におもしろい

物語が動き出すのは、シングルマザーの殺人事件が起こってからです。

シングルマザーの殺人事件に関わった怪しい人は誰なのかを探す過程で物語が進んでいきます。

イーストタウンにはその殺人事件が起こる1年前。娼婦をしていた女性が誘拐される事件が発生していました。

事件から1年経っても何も情報が出てこない状況で起こる新たな殺人事件。
新たに起こったシングルマザーの殺人事件は同犯人による連続殺人事件なのか。それともまた違う殺人事件なのか。

今作品の特徴として、出てくる登場人物全員に動機があるように思われます。

シングルマザーには別れた男性がいました。男性とは子供の養育をめぐって別れた後も不仲ながらも交流をしていました。
加えて、その元交際相手には新たな恋人がいて、その新しい恋人は別れたシングルマザーに嫉妬をしてため恨みをもっていました。

その他にも家庭環境が悪い中で育ててきた実の父親。恋人と別れることになって陰ながら支えてくれた先生。通っていた教会の神父など次々と怪しい人物が現れてきます。

登場人物それぞれの置かれた立場、関係性、性格などが全て怪しくみえ、純粋にどの人が犯人なのか夢中になって最後まで見てしまいました。

メアがアウトな性格なのが面白さを引き立てている

勝気な性格。正義感が強く職務への責任感がとても強いメア。

彼女の環境も壮絶な人生です。

大切に育てていた子供が自殺。旦那とはその経験を乗り越えられず離婚。
現在は自殺した子供が残した子供を自分の母と娘と暮らしながら一緒に育てています。

プライドが高く素直になれなく、自己主張が激しい性格のメア。

彼女自身頑張っているのはとても分かるし、境遇に同情する部分は多いのだが周りへの配慮が足りなく結果損をしてしまいます。

実世界にも同じような経験をしている人もたくさんいるだろう。

そして。とうとう事が起きます。
ガムシャラに頑張っていたはずなのに、
方向を間違えて天職である刑事まで休職へ追い込まれる。

やまとん

良い意味でタイタニック、愛を読むひとのヒロインの印象を裏切っていましたねw

本当に良いバランスで物語が進む

話が想像通りに進みすぎず、ちょうどよいバランスです。

分かりやすいドラマの場合。
主人公はどんなものを好んでどんな考えを持っていて、物語がどのトーンで進むのか丁寧に自分の言葉で説明をしたり、そういった説明のインサートが入ることがよくあります。

今回の物語の冒頭の場合。
お婆さんから近所に不審者が発生したことで呼び出される場面から始まります。雰囲気が伝わるだけで退屈に感じる人が多いかもしれないです。

ただこの1シーンは物語で非常に重要な意味を持つ。

物語全体のトーン、登場するキャラクター像、核心を突く部分が結果として如実に現れている名場面でした。2度見返すとこのシーンの妙が光るのでぜひ見てほしいです。

深刻ではないが、街全体があまり豊かでなく治安が良くない雰囲気がとれます。どこか閉塞感のある郊外の話。

やまとん

描写が小説的で
ドラマを見ているのに小説を読んでいる感覚でした!

作り込まれた地方都市イーストタウンへの共感

高校時代。片田舎で暮らすメアは、25年前のバスケの州大会で試合を決めるゴールを決めました。25年経った今でも語り草として描かれています。

メアも都会では大したことない話でも
この田舎では伝説のように今でも語られると皮肉めに語っている姿が印象的です。

個人的にはこのエピソードも田舎ならではの雰囲気を印象付けられました。

街全体がそこまで大きくないため、
刑事といった職種で見られるのではなく街のみんなからメアと呼ばれて親しまれています。

誘拐事件が起こった女の子の母はメアの同級生であったり、
自分の娘が殺人事件の当日にその場に居合わせていたり、
容疑者として疑われてしまうのが元旦那であったりと狭い世界が物語となっています。

登場人物「それぞれが身の丈をわきまえて生活」をしているのも
地方都市のイメージを印象付けていました。

都会を舞台にした物語では
地方から出てきて一旗を上げてやろうという気持ちであったり、
生活から逃げ出て、0から挑戦しようといった物語が見受けられます。

一方、イーストタウンでは
それぞれが自分の十字架を背負って地に足をつけている人が多いため、
大きな希望や夢を抱いている人がいなかったです。
もっというとそうせざるを得ないと考えて生活している人が多いです。

彼らの生活は事件が解決した後も
このイーストタウンで事件が起こしたことによって起きた余波と生活が地続きで続いていく事が暗に示唆されていることに物語に深みを感じました。

彼らはこのイーストタウンで生きていくしかない。そんな覚悟が伝わってきます。

やまとん

様々な要素で
地方都市の雰囲気が作り込まれていき
その置かれている状況に共感してしまいました!

期待を裏切らないストーリー

エンタメに特化した突飛な発想ではなく、腑に落ちる作品でした。

人気な作品だからといって無駄に冗長になるわけではなく、
切れ味の良い作品です。

視聴者が置いて行かれることなく、
回を重ねるごとに自分がイーストタウンの一員の一人なのではないかという錯覚に襲われていきます。

とにかく物語に無駄なシーンがなく、
必要最低限コンパクトに作り込まれています。

やまとん

韓国ドラマのD.P -脱走兵追跡官-を見た
印象とかぶりました!


まとめ

今回は、Netflixドラマ「メア・オブ・イーストタウン」に関して書かせてもらいました。

HBOならではの丁寧な作品でしたね。
大衆向けに作られた非常に分かりやすい作品よりも、
個人的には作家性と物語の面白さが両立しているこういった作品が好きですね!

・犯人探しが純粋におもしろい
・メアが常識外れなのが面白さを引き立てている
・本当に良いバランスで物語が進んでいく。
・作り込まれた地方都市イーストタウンへの共感
・期待を裏切らないストーリー

サスペンスドラマの中で近年の中でも大好きな作品の一つとなりました。

「メア・オブ・イーストタウン」を見る事で、さらにNetflixを好きになってくれればと思います。

本日は以上です。