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【Netflix】韓国ドラマ・梨泰院クラスの魅力に関して徹底解説!

どうも〜

今回はNetflix発ドラマの梨泰院イテウォンクラス」について記事を書いていきたいと思います。

「愛の不時着」から久々に韓国ドラマにハマってしまって
続けて「梨泰院クラス」観てしまいましたよ〜

外食産業のトップ企業との「過去の因縁」から「現代の対決」までを1人の青年の復讐中心にして描いた作品です。

「復讐」という夢をかなえるために自分の手で飲食業をはじめ、
成長を遂げ復讐を果たすサクセスストーリーに心打たれます。

そんな「梨泰院クラス」の魅力についてつらつら書いていこうと思いますのでよろしくお願いします。

【この記事をおすすめの方】
・Netflixでドラマを観ようと考えている方
・梨泰院クラスの魅力を知りたい方
・梨泰院クラス以外のおすすめの韓国ドラマを知りたい方

基本概要

・父の仕事の都合で転校をする主人公(セロイ)
・セロイは周囲に見て見ぬ振りをされていたいじめを目撃して加害者(グニョン)を殴る
・加害者は国内外食産業トップ(長家)の子供であり、その父(チャン・デヒ)がセロイの前に現れる
・セロイの父は「長家」で部長を務め、デヒの部下という立場で会社を辞めるのか息子(セロイ)に謝らせるかの二択をせまられ退職を選ぶ
・セロイ自身も土下座をしないことにより退学
・行き場の失った親子は小さなお店を開こうとしているところ、父はグニョンのひき逃げによって死亡
・チャン・デヒによって事故を隠蔽しようとしたことを知る、セロイはグニャンを半殺しにして刑務所へ入ることに
・出社後「長家グループ」を倒すために小さな居酒屋を開き、仲間達と再起を目指す

2017年〜18年に連載された同名のWeb漫画原作を元に制作されたドラマです。

韓国のケーブルテレビ局「JTBC」にて放送されました。
最終回の視聴率は16.5%を記録し、韓国ケーブルテレビ史上7位の視聴率となったようです。(2020年時点)

日本では「六本木クラス」と名前を変えて
漫画が販売されているそうです。

やまとん

制作会社が原作の権利を買い取ってやるのが主流の中、

ウェブ漫画配信の会社が映像制作会社をもち、そこで映像化させている独自の方法を撮っているのが興味深かったです!

キャスト 相関図

梨泰院クラス相関図

ざっくりですが、表にまとめてみました。

構図としては「タンバム」VS「長家」となっています。
(長家の次男がタンバム側にいたり、セロイの味方の専務が長家側にいたりと関係はかなり入り乱れています)

【主要キャスト】
パク・セロイ (パク・ソジュン)
「キム秘書はいったい、なぜ?」「彼女はキレイだった」「サムマイウェイ」

チョ・イソ (キム・ダミ )
「The witch/魔女」「マリオネット 私が殺された日」

チャン・デヒ (ユ・ジェミョン)
「告白」「生活」

オ・スア (クォン・ナラ)
「怪しいパートナー」「親愛なる判事様」「ドクタープリズナー」

観賞前のイメージ

・愛の不時着と同じくTOP10に常にいる
・青春物語
・とにかく話題になっている

正直面白いのは分かっていても「愛の不時着」を超えることはないと思っていたし、とにかく韓国ドラマは長いのでやめておこうかなと思っていました。

気持ち「愛の不時着」より尺が短かったため、少しだけ観やすかったです。

やまとん

韓国ドラマは無理に次回作のシーズンを作らないのが好きですね〜。

今作品も1シーズン完結で非常に観やすいです!

ネタバレ感想解説まとめ

自分がここはとにかく最高だったという点を下記にまとめますっ!

・韓国版「半沢直樹」
・登場人物のキャラクター
・街が魅力的
・OST(Original Sound Track)がとにかくかっこいい
・トレンドがたくさん
・真似したくなる演出がたくさん

どこか身近なものに感じるものが多かったです。
物語を通して
実際に梨泰院へ行ってみたいと思ったり、ファッションを真似したいであったり、韓国の文化を実際に体験したいと感じたりしました。

韓国版「半沢直樹」

ストーリー構図が「善」と「悪」がとにかくはっきりしています。

善は信念を折らずに正々堂々と進むのに対して
悪は徹底的に権力を行使して目的を達成するためには手段を選ばない

セロイ自身が成長できたのは、
悪のカリスマ「チャン・デヒ」がとにかく強くて徹底的に悪だったからです。

復讐を夢にみてとにかく辛いことだらけでしたが、

タンバムが一流企業を目指して奮闘するのは
夢を追いかけてく刺激的で掛け替えのない日々だっと思います。

その姿に自分を重ねて熱くなる若者も多かったことでしょう。

やまとん

とにかくセロイもデヒも
土下座に拘りすぎで半沢を彷彿させますw

登場人物のキャラクター

主要なキャストはもちろん脇を固めるキャストも個性的な特徴です。

理由としては、漫画原作であること、社会的に少数派のはみ出し者であることが挙げられると思います。

キムダヒ画像

(写真=『梨泰院クラス』公式HP)キム・ダミ

個人的にはチョ・イソが大好きなキャラクターでした。
IQ162の天才少女でソシオパス、インフルエンサー。
どこか人生を斜に構えて捉えていて、人生そのものを諦めている。
そんな一番愛に遠い彼女がセロイを一流の男にするため、名門大学を諦めタンバムのマネージャーとして働いていきます。

頭はとてつもなく切れるんだけど、目的のためには手段を選ばず効率的に物事を進めたり、人に対して基本傲慢であったりとソシオパスならではの問題がたくさんあります。

ただタンバムの仲間を通して、セロイを通して、物語を通して
どんどん成長していくんですよね。

元々天才なのに、人の気持ちを理解してそれを自分自身幸せに感じれるようになっていくんだから魅力的だし無敵でした。

チェ・スングォン画像

チェ・スングォン
元暴力団出身でセロイとは刑務所で出会います。

セロイは復讐に燃え、自分の可能性を信じチャンガを超える店を作るため刑務所内でも勉強をしていました。
スングォンは前科者は就職できないし、勉強をしても何の意味がないと人生をどこか諦めていました。

刑務所を出たあとは以前の生活に戻り、ヤクザとして生きていきます。
そして7年の月日が流れ、梨泰院に店を開いたセロイと再会します。

まともな生活をしたいとセロイの元で働き始めるんですが、
必死に変わりたいと愚直に努力をしている姿が共感できるんですよね。

彼自身のモノローグ内の言葉で、

時間は誰にでも平等に与えられる
だが 彼と俺の時間は その濃度が違いすぎていた

と比較している部分があるんですよね。
確かにそれは「正しい」とは思うんですが、

その事に気づいて行動をすれば、
人より努力をすれば、
諦めなければ、
真摯に向き合えば、

誰だってできるよということが本質的だと感じました。

セロイから抜群の信頼を得ている姿がとても誇らしくみえてカッコ良かったです。彼の人生を通して人生を無駄にしないよう頑張ろうと思いました。

チャン・デヒ画像

チャン・デヒ
料理人で一代で大企業「長家グループ」を築いた会長。
権威主義で、好きな言葉は弱肉強食。その名に恥じない徹底的な悪役でしたね。


街が魅力的

シギシギさんのyoutubeで丁寧にロケ地に関して紹介されているのでシェアさせていただきます。

もちろん梨泰院以外でロケも行われているのですが、
梨泰院駅から近辺でまとめられている部分も多いんですね。

梨泰院がこれでもかってカッコよく描かれています。

日本でいうと、原宿、表参道のようなお洒落な雰囲気に加えて
六本木のような国際色豊かで夜の雰囲気を兼ね揃えているところでしょうか?

やまとん

お洒落なんだけど、裏路地などにいくと味もあって楽しそうな街ですよねっ!

OSTがとにかくかっこいい

【楽曲一覧】
Still Fightinlg It (イ・チャンソル)
Start (Gaho)
石塊 (ハ・ヒョヌ)
僕たちの夜 (Sondia)
You Make Me Back (キム・ウソン)
その時その子は (Kim Feel)
ただの友達?Maybe、ディフェンス (Sondia)
Say (ユン・ミレ)
With Us (VERIVERY)
直進 (The VANE)
どんな言葉も (Crush)
Sweet Night (V・BTS)
Brand New Way (Damon)

OST(Original Sound Track)、日本で言うサントラです。
印象的な場面を音楽で盛り上げれてくれます。

BTSのVが主演のパク・ソジュンと仲が良いことから
Sweet Nightという曲を提供したことも話題になっていたそうです。

特に気に入っているものをご紹介します。

Start [Gaho]

爽やかなメロディーが頭に残ります。

エンディングで流れるので、メインミュージックとして作品を彩っていました。

石塊 [ハ・ヒョヌ]

歌詞を一部拝借させて頂きます。

俺を見ろ めげずに
倒れて崩れ落ちても
再び起き上がり上ってくだけだ
俺はな はっきりと見な
削られるたびに 割れるたびに
もっと強くなり堅くなる石塊

歌詞がセロイの人生になぞられてる部分がとても良いです。

その時その子は

切ない曲もひとつ。

こちらはスアとセロイを歌った曲であるのかなーと。
高校の時に出会って大人になった今のいろんな感情を含めた
エモーショナルな曲です。
(直接的な表現が少ないので微妙に違うかもですが…)

こちらの動画で全部の音楽がまとまっています。
お気に入りの一曲をぜひ見つけてください。

真似したくなる演出がたくさん

①目上の人と飲むときには少し横をむいて呑む
②ビンを回して真実ゲーム
③頭ポンポン

シチュエーションが現在の韓国ですので、
とにかく真似しやすいのでやりたくなりますw

目上の人と飲むときには少し横をむいて呑む

お父さんにお酒の呑み方を教えてもらうシーンがありまして、
目上の人を大切にする文化の一環としてお酒をもらったら
相手に対して少し横を向いた状態でクイっと呑みます。

あにシーンを見た人なら真似したくなる仕草です。

ビンを回して真実ゲーム

合コンでよくありそうなゲームではありますが…
チャミスルの空き瓶をテーブル上で回して瓶の先が向いた人が
質問をしたい人から聞かれたことを真実を言わなきゃいけないという
チートなゲームです。

ゲームを言い訳にして
聞きたいことを聞いてしまおうという下心満タンですよねw

頭ポンポン

セロイがやたらイソに対してポンポンするんですよ。
あれ、どう考えてもひどいやつですよ。気持ちが読めないやつ。
自分に対して好意を持っている人がいて、その人の目の前で俺は他人が好きだって公言しているんだからポンポンしたっていいだろ(ドヤァ)って
もちろん、無意識ではあるんですけどね。

やっぱり万国共通で頭ポンポンは良いんですね(イケメンに限る)

やまとん

都市部の現代の身近な話なので、
イメージがしやすいのがとても共感もしやすいですよね

「梨泰院クラス」を好きな人なら必ず観た方が良いおすすめ作品

愛の不時着

テイストはかなりロマンスに振り切っていますが、
脚本がかなり秀逸で伏線の張り方から回収まで全く違和感を感じることもなく、また舞台を北朝鮮、南朝鮮、スイスと国をまたいでいることで物語に深みがありまくりです。

・南朝鮮からパラグライダーの事故によって北朝鮮の国境を超えてしまう財閥令嬢(セリ)
・財閥令嬢(セリ)を無事に南朝鮮に戻すために軍人(ジョンヒョク)の奮闘
・北朝鮮でジョンヒョク一家の失墜を企むためにセリまでも利用
・ジョンヒョクの許嫁(ダン)とそんなダンに恋をした詐欺師(スンジュン)

以前ブログの記事にしましたので興味ある方は読んでください。
(ネタバレありです)

ザ・キング : 永遠の君主

韓国の二大作家のキム・ウンスクさん脚本のザ・キングが公開されました。

大韓民国と大韓帝国という同時期の同じ場所を描いたパラレルストーリーです。
とにかくでかい風呂敷を広げたにも関わらず、違和感もなく物語が進行していくのはさすがです。

まとめ

今回は、「梨泰院クラス」に関して記事を書かせてもらいました。

復讐の物語ではありましたが、同時に
タンバムの仲間たちと、思い描いた夢のために
奔走する若者たちのサクセスストーリーだったと思います。

【魅力】
・韓国版「半沢直樹」
・登場人物のキャラクター
・街が魅力的
・OST(Original Sound Track)がとにかくかっこいい
・トレンドがたくさん
・真似したくなる演出がたくさん

キャラクターに合ったファッションであったり、今のトレンドをおさえたファッションであったりとトレンドを追いかける韓国人にはぴったりの作品だったのではないでしょうか?

「梨泰院クラス」を見る事で、さらにNetflixを好きになってくれればと思います。本日は以上です。