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【インディーズ映画】DOKUSOでぴあフィルムフェスティバル2020作品を一気見してみたのでレビュー

どうも〜

今回は「ぴあフィルムフェスティバル2020」作品一覧についてレビュー記事を書いていきます。

DOKUSOに今年の入選作品全17作品が期間限定プレミア配信されていることで様々観てみました。

今までもPFFアワードの作品はその年に数本観るようにしていたのですが
ここまでの本数を観れるチャンスがあるのはとても魅力的でしたね。

この記事を読むことで、最新のPFFアワードの作品概要、感想を知ることができPFFで観るべきものの参考にして頂くことができるかと思います。

VODサービスDOKUSOについては下記を参考にしてください!

【この記事をおすすめの方】
・DOKUSOで何を観ようか迷っている方
・今年のPFF作品でどの作品を観るべきか迷っている方
・PFFの魅力を知りたい方
・やまとんの感想を知りたい方

では早速いきます。

ぴあフィルムフェスティバルとは

1977年にスタートした「ぴあフィルムフェスティバル」
今年で42回目の開催となり自主映画の祭典。新人映画監督の登竜門。
入選監督にはスカラシップ作品を監督する権利を持つことができます。

過去には園子温、橋口亮輔、矢口史靖、熊切和嘉、李相日、荻上直子、内田けんじ、石井裕也などの著名監督を輩出。

ぴあフィルムフェスティバルの大きな特色は
作品の長さ、ジャンル、応募者の年齢、性別などの制限がなく
自由であること
が上げられると思います。

やまとん

プロもアマも関係なく作家性が思いっきり
戦える唯一の場所で夢がありますよね

「へんしん」

車椅子に乗った監督が、障害者の表現活動の可能性を探ったドキュメンタリー作品。

様々な形態の障害者の活動・インタビューを通して見えてくる視点がとにかく新しく感じます。
とにかく石田さんにとっての日常が新しいことの連続・発見で面白いんですよね。

例えば、
「意外と表現活動って日常につながっているんじゃないかと思うところがあって、障害を持っていると僕の場合結構したいこととか必要なことを他者に言語であったりで伝える必要があるので 伝えないとできないので伝えることは意外と表現なのかな」

確かに制限されている中で伝えることが表現活動というのが理にかなっていると感じたしすごくポジティブに昇華しているなとそのマインドが羨ましくもなりました。

重くなりがちなテーマですが、とてもポップに表現をしていて石田くんの人柄が映像によく現れていてよかったです。

石田さんがとても魅力的だから
見所がたくさんで好きな作品の一つになりました。

やまとん

構成もよくできていて
カフカのへんしんが物語をジャンプする上で大きな役割を果たしていると感じました!

【作品情報】
制作時期 2020年 / カラー / 93min
企画・撮影・編集 石田智哉
プロデューサー・録音 藤原里歩
撮影 本田恵 壺井濯 柗下仁美
キャスト 石田智哉、砂連尾理、佐沢(野崎)静枝、美月めぐみ、鈴木橙輔

Fear of missing out

亡くなった友人の音声を発見したユジンは、彼女に想いを馳せながら友人とドライブに出る一晩の出来事。

短編小説を読んでいるような心地よさのある映画でした。

言葉の紡ぎ方が綺麗で
ちょっと緩めのヒキの画が相まって
ずーっと聞いていられるなーと

美大あるあるの観念っぽい映像が途中に挟まれていて
興味深かったです。

毎度思うんですが、
映像のギミックをうまく応用して
観念的なものを伝えられるって
すごい才能ですよね。

やまとん

世界観がとても素敵な詩集のようで
次回はもっと掘り下げたものも観てみたいと思いました!

【作品情報】
制作時期 2020年 / カラー / 36min
脚本・撮影・監督・編集 河内 彰
キャスト Yujin Lee、高石 昂、小島彩乃、スニョン、サトウヒロキ

屋根裏の巳巳巳

同棲中のアパートから逃げるように実家に帰ったショウは、繰り返し夢に現れていた中学時代の幼なじみ、ミーコと再会する。

なかなかみてるの辛かったなー
退屈な時間に感じてしまいました、、、、

カメラワーク、サウンドデザインがかなり特徴的で
とても映画的でした。

演出もゆっくりに物語が進む分
一つ一つの動作が気になってどれも伏線に感じますw

異様にボタンをオンオフを繰り返したり、
席の座る位置がいつもと異なったりして
気になったりとごまかしがない監督の力が如実に出るので
好きな人には刺さるのかもしれないですね。

人との会話も
映像、音響設計も掴み所のない作品で
そこが逆に完成されていたのかなと。

レンズもアナモフィックレンズ、超広角レンズ、渦巻きボケレンズなど
細かい演出になっていたり、
カメラワークも掴み所がなくパンが多用されていて新鮮でしたね!

音響も心地よいリズムになっていたり不穏な雰囲気を演出したりと急にPV調のチルい曲になったりと楽しませてもらいました。

映像設計という意味での監督の力が出ていて
妙な作品でした!

やまとん

お前何様だよっていう感想ですいませんww

【作品情報】
制作時期 2020年 / カラー / 102min
脚本・撮影・監督・音響・編集 寺西涼
キャスト 中川原佳晟、長谷川友香、出月 景、寺西 恵、森泉春乃

まとめ

本日は最新作のぴあふぃるむフェスティバル2020作品について記事を書かせてもらいました。

これからぴあふぃるむフェスティバル2020作品を鑑賞したら
追加していきます。

DOKUSOはとにかく新しい施策が
どんどん出てきてくるので見ていて面白いですね。

本日は以上です。

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